働き方が変わる時代。

私はアパレル販売員でした。27年前、雑誌などではカリスマ販売員がもてはやされていた時代。一生できるとは決して思っていなかったですが、東証一部上場のセレクトショップが誕生したり、販売員の地位向上がなされるのではないか?と考えていました。20数年後、何も変わっていない、もしくはさらに厳しい現実がここにあります。販売員の仕事は、お客様とのコミュニケーション能力、瞬時に判断することが求められ、広く知識が必要なクリエイティブな職種です。本当にやっていて楽しかったですし、やりがいも感じていました。ですが、このコロナ禍もあり販売員の存在価値を再定義する必要が出てきています。情報は氾濫して、欲しい情報はお客様が検索してアプローチできますし、よほどのものでない限りは買えないものはない。でも現場で教育されるのは、「動的待機」とか「声だし」など全くアップデートがなされていない前時代的な教育ばかり。お客様が求めているのは?「お買い物をする楽しい時間」だけです。そのニーズに対して答えを出せる一部の優秀でエンターテイナーな販売員しか必要ではない時代です。

DXという言葉は嫌いですが。

洋服屋さんを例にしましたが、家電であろうが、車であろうが、保険であろうが。人を介さない商取引は必ずある一定の割合で拡がっています。すべてがそうなることはないでしょうが、ショッピングセンターの空きテナントが増えているのは現実です。現場が減るなかで、販売員や営業を生業とする方々は今まで通りではいかないことに気づいているはずです。そこで必要なのはWEBを活用した販促であったり、ECを使って売上を作る知識を身に着けることでっす。いわゆるDX。DXという言葉はあいまいにはやり言葉として多用されていて、本質が分かりにくくなってしまっていますが、今までフィジカルでやっていた事をデジタル化して、少ない労力で効果を最大化しましょうという目的と私はとらえていて、SNSや画像の投稿など手段で語られることが多いことに違和感を感じてしますのです。

情報をチューニングすることが重要。

販売員さんたちが経験上得ている知識や感覚を発信することが主な活用方法だと思います。その情報を欲しがっているユーザーも確実に存在します。でも現実はなかなか伝わらない。なぜでしょうか?WEBというものの特性が分かっていないからだと思います。要はうまくマッチングしていないだけなのです。情報を欲しいているユーザーへちゃんと届けるには最適なメディアで最適なタイミングに最適なキーワードをつけて最適な量の情報を発信することが必要です。一度に最適化することは無理なので、その都度調整しながら最適を探していく作業をしなければいけないのです。つまり情報をチューニングしなければ、誰も見ていない独りよがりの情報発信となってしまいます。

WEBやSNSの特徴を知り、結果検証をする知見を。

SNSといってもそれぞれのメディアで情報に伝わり方が違います。H.Pに載せたところで、そこに集客をしなければ誰も見てくれません。おしゃれな画像なら、カッコいいデザインなら情報が伝わるのか?といえば、一つの要素ではありますが、それだけで集客ができるわけではありません。往々にして、発信者の自己満足でしかないクリエイティブに終始する。反響がないことでモチベーションが下がり、継続した取り組みにならない。になりがちです。足りていないのは目的と結果検証、そこから導き出す仮説です。チューニングするということは最初から正解なんてないということ、継続することでしか結果が得られないのもWEBの特徴です。

情報をチューニング=WEBマーケティング

この情報をチューニングすること=WEBマーケティングだと考えています。発信者と受け取り手のマッチングこれさえできれば、あとはECで販売するか?店頭に集客するか?問い合わせを増やすか?資料をダウンロードしてもらうか?というコンバージョンが違っているだけです。いわゆる扇の要、ここを抑えればキャリアに広がりと深さが生まれることを伝えていきたいのです。

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