目次

  1. 基本とは?何か。
  2. 行動のよりどころ。
  3. 「基本」は昔の人の言葉から学ぶ。
  4. 修身斉家治国平天下。
  5. これを基本に。

基本とは?何か。

昨日授かった言葉を反芻する一日でした。特に「基本」を大事に。この一言を理解することがなかなか難しい。そもそもの「基本」って何でしょうか?経営における「基本」?黒字化すること?たくさん仕事をすること?「基本」はよく耳にする言葉で、わかったつもりでいたりしますが、改めて考えてみると奥が深すぎて…。辞書を引いてみた。

基本とは。判断、行動、方法などのよりどころとなるおおもと。

行動のよりどころ。

さらに深みにはまってしまった感はありますが、行動のよりどころを考えてみると、それは親からの教育がベースかな?ただ、兄弟でもとらえ方が違う。確かにベースではあるが、その上に積んできたのは自分自身ではある気がします。特にこの40代ではいろいろな経験が積めたと思います。それとこの10年はたくさんの本を読んだことが自分の礎になってきたという実感もあります。その中に自分の「基本」があるのではないかな?

「基本」は昔の人の言葉から学ぶ。

たくさん本を読んできて、その中で響いた言葉や文章が自分の価値観に大きく影響していると思います。じゃあどの本?って言われるとこれもなかなか厳選するのは難しい。松下幸之助さんの「道をひらく」だったりは、後輩にプレゼントしたこともあるくらいシンプルに響いた一冊ではある。ですが、自分にとって意味が深いのは「論語」なのかもしれません。原文を読み解くまではいきませんが、現代語訳などをすごく迷っていた時期に読んでいました。必ず悩んでいることに当てはまるようなエピソードがあるし、読むと落ち着く精神安定剤のような書です。1000年以上残っているような古典の書は、残っている理由があるものですね。

修身斉家治国平天下。

大学の一説。天下を治めるには、まず自分の行いを正し、家庭を整え、やっと国、最後に世の中を。ざっというとこんな意味だと思いますが、私の名「修」が入っている一文なので覚えています。私は、自分のできることをしっかりやりなさい、それがいずれ大きな影響を生む。という解釈をするようにしています。名前の由来はここにあるのかと父親に尋ねたことがありましたが、答えはそうではなかったです。何せ父親は「省三」、「吾日三省吾身」が由来ですよね?という名前なので、論語シリーズだと思うのも仕方ないでしょう?

これを基本に。

ということで、行きついたのは「修身斉家治国平天下」。大きい事ばかり考えず、自分のできることを、精一杯にやる。そのことで回りの人にベネフィットをもたらす。起業も大上段に構えるのではなく、自然に私らしく、精一杯自分事として取り組む。これを「基本」として頑張っていこうと決めた一日でした。「50にして天命を知る」これも論語の一説。まさしく50を迎える今年を精一杯努めなければいけません。無理やりですが本日の”5”とさせていただきます。

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