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講師業、悪戦苦闘中。

専門学校での講師業、スタートして約1か月。毎週、悪戦苦闘です。自分の頭の中で分かっていることでも、生徒さんたちにわかるような言葉、形で伝えなければいけない。もちろん、それも踏まえて講師を引き受けさせていただいておりますが、思ったよりも大変。試行錯誤の真っ只中。週一日の授業日に向けての準備にかなりの時間とカロリーを割くことになっています。そして毎週の水曜日、授業日の夕方からは一人反省会。もっとうまく伝えられなかったか?興味を持ってもらえるような話題だったか?彼ら、彼女らに少しでも役に立っているのか?少し落ち込む水曜の夜更けです。

苦闘の中身

毎週考えるのは、生徒さんにとって有益だったか?彼ら、彼女らの悩みを解決に導いているかどうか?それでなくても、就活最前線の生徒さんたち。本当に必要な情報しか受け止めれない状況でもあるはずです。自分が生徒さんだったら、今日の授業は有益だったのか?次の授業を楽しみにしてもらえるだろうか?ってこと。実際に講師を始めてみて、これじゃ、何を言ってるかわからなかった、あの高校の物理の先生と一緒じゃん。昭和世代の私たちが受けてきた一方通行の教育との違いが見いだせない。いったい何が受け入れられるのか?何を求めているのか?しかも、それぞれのモチベーションに違いがある中で。そのことばかりが頭をもたげるのです。

これってマーケティング?

苦闘の中で、おぼろげながら見えてきたことが。これってまさしくマーケティング?じゃないか。逆転の発想も必要。生徒さんが欲しい情報をリサーチして、来週までに整理した状態で提供する。もともと作っていたカリキュラムも、投げ捨ててしまおうか。現時点ですでに予定通りには進んでいなかったりもするので。教えたいと考えていることと、知りたいと考えていることのマッチング。まさしくWEBマーケティングではないか?特に彼らZ世代。WEBネイティブたち。教えたいこともキーワード化してマッチングさせることが必要だということではないかということ。

尊重すること。

つい言ってしまっているワード「私たちの時代は~」。これを根絶しようと考えています。この言葉につづく~は前々年号時代の価値観の押し付けにしかならない。どうしてもそれって甘いんじゃない?とか世間は厳しいぞって思いがち。これも親心ではありますが、彼らが生きていくのはこれからの「風の時代」私たちが経験したことのないような変化がある時代。彼らを尊重し、彼らから逆に学ぶこともできなければ、私たちが時代遅れになることもたくさんある気も。頭ではわかっているつもりではいますが、まだまだそれができていないことが、講師としての未熟さということでしょう。

目的とコンセンサス。

そして、再確認したいこと。それは授業の【目的】の共有。彼らとのコンセンサスの形成。私が思う、私の授業の【目的】は 「生徒さんが稼げる人になる事」。専門学校である以上、この分野で専門性を持つ人材になってもらうこと。そのためには、私自身がそういった人材を育成する専門性を持たなければいけない。まだまだ勉強をしていかなければと、毎週の結論に至る。

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