アクセスは増えている。
SNSのフォロワーも伸びている。
広告も止めずに回している。
それなのに、売上は思ったほど伸びない。
そんな状態になっていませんか?
多くのECで起きているのは、
「集客すること」が目的になってしまうことです。
でも、本当に見るべきなのはそこでしょうか。
集客とは、ただ人を連れてくることではありません。
売上につながる人を、適切に呼び込むことです。
今日はまず、
集客の“正しい考え方”を整理します。
集客は“人集め”ではありません
集客という言葉を聞くと、
「とにかく人を増やすこと」と考えがちです。
アクセス数を伸ばす。
フォロワーを増やす。
広告で流入を増やす。
もちろん間違いではありません。
ですが、それだけでは足りません。
売上は、次の式で決まります。
売上 = セッション数 × CVR × 客単価
集客が関わるのは「セッション数」。
けれど、
CVR(購入率)が低いままでは、
人を増やしても結果は大きく変わりません。
掛け算ですのでCVR(購入率)がゼロであれば、ゼロ。
大切なのは、
何人来たかではなく、
誰が来たか。
そして、
来た人が迷わず買える状態になっているか。
集客とは、
“売れる可能性のある人”を呼ぶこと。
数を追う前に、
質を考える。
そこから、売上につながる集客が始まります。
どこから来た人が買っているのか?
質を見るために必要なのは、分解です。
-
どこから来た人が
-
どれくらいの確率で購入しているのか
SNS経由なのか。
検索なのか。
広告なのか。
同じ100セッションでも、
CVR(購入率)が0.5%の流入と、3%の流入では価値はまったく違います。
ここを見ずに施策を増やすと、
“増えているのに売れない”状態になります。
集客は足し算ではありません。
選択です。
伸ばすべき流入を見つけること。
減らすべき流入を見極めること。
まずは注力すべき流入元をしっかりと確認してみましょう。
お客様には“段階”があります
すべての人が、
同じ気持ちでサイトに来ているわけではありません。
なんとなく見に来た人。
少し気になっている人。
買おうと決めている人。
温度はそれぞれ違います。
この「買うまでの流れ」を整理したものを、
購買ファネルと呼びます。
図で表すと、こうなります。
【購買ファネル】
認知(知る)
↓
興味・関心(興味がわく)
↓
比較・検討(検討する)
↓
購入(決める)

ここを理解せずに、
認知段階の人に
いきなり「今すぐ購入」を求めても響きません。
逆に、購入直前の人に
長い説明ばかり見せるのも機会損失です。
大切なのは、
いま自社はどの段階の人を集めているのか。
その人に合った設計になっているのか。
集客は“量”ではなく、
“段階”で考える。
これが、売上につながる集客の土台です。
そのバケツ、穴が空いていませんか?
集客には段階があると分かりました。
では次に考えるべきことがあります。
いまのサイトは、
来ているお客様をしっかり受け止められていますか?
比較段階の人が多いのに、
・レビューが少ない
・説明が足りない
・違いが分かりづらい
これでは検討が進みません。
購入直前の人が多いのに、
・送料が分かりにくい
・決済が面倒
・入力フォームが使いづらい
これでは最後で離脱します。
集客を増やすことは、水を足すこと。
でも、穴が空いたままでは、
どれだけ注いでも溜まりません。
まずは穴をふさぐ。
それが、売上を安定させる最優先事項です。
集客の前に、この数字を見ていますか?
集客を増やす前に、
まず確認すべき数字があります。
感覚ではなく、事実で判断するためです。
見るのはこの4つ。
・セッション数
・流入経路
・流入別CVR
・新規/リピーター比率
セッションが足りないのか。
それとも、来ているのに買われていないのか。
どの流入が売れているのか。
売れていない流入に時間を使っていないか。
新規ばかり追いかけて、
既存顧客を取りこぼしていないか。
ここを分解すると、
「もっと集めるべきか」
「いまの設計を直すべきか」
判断ができます。
集客は勢いではありません。
数字で決めるものです。
集客はスタート地点にすぎません
集客は大切です。
ですが、ゴールではありません。
人を集めることが目的になると、
数字は増えても売上は伸びません。
大切なのは、
-
誰を集めているのか?
-
どの段階の人なのか?
-
来た人は迷わす買えるのか?
集客は「量」ではなく「設計」。
アクセスを増やす前に、
流入を分解し、段階を理解し、穴をふさぐ。
そこまで整って初めて、
集客は売上につながります。
最後にもう一度。
そのアクセスは、買う人ですか?
ここから、正しい集客が始まります。


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